お金と時間と!time & money

人生はお金と時間と人間関係!

「寝れないときは食べろ、食べれないときは寝ろ!」って、どーよ!

この言葉は当時、銀行では良く聞かれた言葉だ。

みんな激しく仕事をすることが基本なので、早朝から深夜まで、休日も含めて働くのが当たり前だった。

当然十分な睡眠時間が確保できないことがままある。
そんな中でも体調管理は重要な職務の1つだ。

仕事が忙しく寝れないときは食べて体を維持し、食事をすることができないほどになってしまったら、とにかく寝て休養をとれという意味だ。(まっ、再び激しく働く為に。。なんだけど。)

厳しい言葉のようだが悲壮感はなかった。
みんな真剣に働いている職場には常に極度の緊張感が漂っていたが、暗くどんよりしたものではなかった。

例えて言えば「道場」のような感じだろうか。

そこには伝統的に受け継がれてきた流儀があり、師匠がおり、先輩や同僚がいて、切磋琢磨しながら1つの道を究めようと、日々お互いに精進する。皆、真剣だ。

そんな風に人々が集まり、一枚岩になっていたのだから、筋肉質で強靭な体質の組織が実現していた。収益率も悪くなるわけがない。


多様性ダイバーシティ)という名のもとで、一部にフリーライダー(上手に立ち回りあまり働かないで給料をもらう、組織にタダ乗りをする人々)が増えている昨今の組織をどのように活性化させるか、というのは今後さらに重要なテーマになると思う。

当時の銀行だけが唯一絶対の模範解答ではないが、一定の規律や緊張感が不可欠であることは間違いないだろう。

ときに寝食を忘れ、仕事に没頭する時期が人生に一度や二度あったっていいと思う。